交換後、自動でRAIDのリビルドが走って……
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下の段の「論理ボリューム」のステータスに注目 |
次にやるのは、ドライブ1の方の交換です。
不調でない方のHDDも交換
今回調子が悪くなったHDDはドライブ2で、そちらは無事に交換完了しました。
一つ前の記事に書いたとおり、次は、正常な方のドライブ1のHDDも交換です。
ちなみに、ドライブ1のほうはS.M.A.R.T.情報的はこんな感じ。
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良好です |
昔であれば、このような大容量HDDが余ったりしたら、適当なHDDケースに突っ込むなりデスクトップPCに突っ込むなりして思う存分再利用していました。しかし、最近の私は、そうやって気軽に中をいじれる筐体とは縁遠くなってしまっています。
使いどころがない……。
というわけで少し悩みましたが、とりあえず、しまっておくことにします。
一度しまいこんだHDDは、おそらく再度利用することはない(密閉状態でないところで長期間非稼働状態で保存していたHDDを使うのって何か怖いですよね)ので、最終的に廃棄することになると思います。
が、今回のHDDの安定稼働を見極めるまでは待機していてもらうことにしましょう。
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ドライブ1もHGSTになりました |
冗長性を確保できていない危険な時間帯を乗り切りました。
容量の拡張
次にやることは、領域の拡張です。![]() |
ドライブが2TB→3TBになったので拡張します |
ドライブに対して「変更」ってボタンを見かけないと思ったら、ここで出てくるのか……。
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容量の拡張画面 |
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もちろん実行します |
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容量拡張中…… |
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拡張完了 |
これで、作業完了です。
終わってみればあっさりしたものでした。
QNAPのススメ
以前にも別の国産の某メーカー製家庭用NAS(HDD2基搭載のRAID1構成)を使用していましたが、数年の稼働後に、思ったよりも早く死亡……。(正確には何年くらい動いたのか忘れましたが)
それに比べると、メーカー自身がHDD/SSDの互換性リストを公開し、ホットスワップをサポートしているQNAPは非常に安心感があります。
旧機種についてもOSが共通できちんとバージョンアップされていくのもポイントが高いです。機能的にもどんどん強力になっていっており、例えば2次バックアップ先としてAWS/GCP/Azureなどのクラウドに保存するようなアプリもNAS内で動きます。
(私は今のところそのあたりの機能は使っていないので詳細は語れないのですが)
家庭用PCのバックアップとしてのNASは安心感が一番。本当におすすめです。
これは私の買った機種ですが、ドライブベイの数やCPU・メモリ性能の違いで幾つかモデルがあるので自分のニーズに合ったものをお選びください。同時にHDDを別途購入する必要があるのをお忘れなく。HDD込みの値段ではどうしても国産NASに比べて高く感じますが、ずっと使い続けられることを考えればお釣りが来ると思います。
他にも幾つか有名所のNASはありますが、QNAPのライバルと言えばSynologyで、こちらの評判も良いですね。この2社で選べば間違いはないかと思います。
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